EVI(Eco Value Interchange)

日本の森と水と空気を守る

EVI活動報告

訪問・視察

2018.09.27

【EVI活動レポート】

高知県の木工所「山のくじら舎」様と炭窯の「土佐備長炭窯元 炭玄」様を訪問しました

9月27日(木)EVI推進協議会は、高知県の木工所「山のくじら舎」様と炭窯の「土佐備長炭窯元 炭玄」様を訪問しました。

高知県は、県面積の84%が森林に囲まれており、材種としてはヒノキやスギが中心です。また、高知県は備長炭の生産量日本一の県となります。
高知県では団塊の世代が定年を迎えたためか林業に勤める若者も少しずつ増えてきているようです。

山のくじら舎様では、木材の乾燥所を所有し、木工品のデザインも行っています。「競合ではなく、ファンの方に向けて商品を出している」という萩野社長の考えの下、魅力的な商品を次々と作成して販売しています。
バックオーダーがあるほど売上は好調であり、「皇室ご愛用」とホームページに記載があるとおり、ちびっこ大工道具セット、ままごとセット、ベビーそろばん、十二支パズル、あいうえおつみき等、魅力的な商品を見せて頂きました。
「高知県を代表する企業になりたい」という理念があり、ロゴマークにそれは反映していました。今後生産拠点の増加などを検討しているようです。

炭玄様の炭窯を見学させて頂きました。ウマメとカシの木材を備長炭に製造しており、こちらも現在注文は多く、焼鳥屋さんなど多くの方から注文を頂いているようです。製作した備長炭をランクづけして品質のレベルを定め、日々品質向上にも努めています。

製作過程の間で煙の色や匂いなどで製造具合を判断し、煙突に対しての空気の抜け具合を調整することで炭の仕上がりの調整します。
炭玄の黒岩代表からは「備長炭の製作は家業で行われていたが、社員として働きに来られる仕事としたい」という考えをお持ちで、現在は8:00-17:00を勤務時間としながら、高知県の備長炭生産日本一を支えています。

炭玄様には、EVI推進協議会の加藤より、炭玄様が製作した炭を利用しているお店は「環境によいお店だと訴求することができる」等の案を提示し、アイデアとして受け入れて頂きました。
懇親会では環境省に在籍していた三好様とも会話することができ、カーボン・オフセットのこれまでの活性化への道と川を守る活動について、お話をおうかがいすること等ができました。


○EVI推進協議会は、今後もカーボン・オフセットを活用した環境貢献活動とカーボン・オフセットを活用したプラットフォーム「EVI」の普及活動等を行って参ります。 自社サービスへのカーボン・オフセットの導入に関するご相談や講演の依頼、EVIの資料請求や加入に関するお問い合わせ等お待ちしております。
>EVIページ
http://www.evic.jp/evi/toiawase/toiawase_main.jsp


 

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