EVI(Eco Value Interchange)

日本の森と水と空気を守る

EVI活動報告

訪問・視察

2018.08.08

【EVI活動レポート・森林視察】

福島県いわき市にある磐城造林(株)様にご訪問し、森をご案内いただきました

8月2日(木)EVI推進協議会は、福島県いわき市にある磐城造林(株)様にご訪問させていただきました。磐城造林(株)様は創業100有余年、広大な山林を管理する福島県内でも老舗の林業会社です。

本社事務所は、北関東の海水浴場として有名な勿来(なこそ)海岸や、源義家公が有名な歌を詠んだ「勿来の関」のすぐ近くに位置します。しかし海に近いせいで、東日本大震災のときには津波にも被災されてしまい、また、その翌年には製材工場が火災で消失するという災難にも見舞われました。

その後の再興は、社長だった小野好郎様のご子息、小野勝史様が引き継がれ、現在は使えなくなった元製材工場の建屋も年内にはすべて取り払って、一念発起とされようとしています。
広大な管理地を小野社長様にご案内いただきました。50年を向かえる杉林は、下草刈りも、間伐も、枝打ちもしっかりされ、美しくまっすぐに伸びていました。杉の品種は千葉県特産の山武杉(さんぶすぎ)。この杉は雄しべが少ないため、花粉が従来比で9割も少ないそうです。


50年ほど前に自費で敷設された林道は、現在も充分広く、整備がなされていて、4年生の林、10年生の林、100年経っている林にもご案内いただきました。
敷地内を流れる鮫川の支流にあたる四時川(しときがわ)の清流も美しく、この辺り一帯に自生している山アジサイが、そこかしこに咲き誇っていました。
海にも山にも近い立地で、昔から製紙工場もあり、往年は大変豊かな土地だったことが偲ばれました。

磐城造林(株)社有林における田人町旅人での森林吸収プロジェクト
http://urx3.nu/LpHb


○EVI推進協議会は、今後もカーボン・オフセットを活用した環境貢献活動とカーボン・オフセットを活用したプラットフォーム「EVI」の普及活動等を行って参ります。 自社サービスへのカーボン・オフセットの導入に関するご相談や講演の依頼、EVIの資料請求や加入に関するお問い合わせ等お待ちしております。
>EVIページ
http://www.evic.jp/evi/toiawase/toiawase_main.jsp


 

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