EVI(Eco Value Interchange)

日本の森と水と空気を守る

EVI活動報告

活動レポート

講演レポート

2019.02.11

『世界で勝負!商店街で取り組む森林保護活動について ~消費税増税に負けない商店街を目指して!~』を演題として講演を行いました。

2月8日(金)、一昨年の高山訪問に引きつづき、カルネコ株式会社 社長 加藤孝一に、市の商店街の活性化を目的にセミナーのご依頼を頂き、『世界で勝負 ! 商店街で取り組む森林保護活動について ~消費税増税に負けない商店街を目指して!~』を演題として講演を行いました。

セミナーに先立ち《日本初!森を守る商店街》として総勢15名(木曽三川公社、飛騨高山森林組合、高山市役所、高山商工会議所、NPO法人 活エネルギーアカデミー、一般社団法人ギフトピア、高山市商店街振興組合連合会のみなさま)の皆さんにお集まりいただき今後の取り組みについて、地域活性化伝道師でもある加藤よりお話しさせていただきました。
会議の後、高山市商店街振興組合連合会長瀬理事長との会食会談後、かんかこかん(会議施設)を会場に30名を超える商店街関係者に講演を行いました。講演内容は

1.商売繁盛のもと、思わず買っちゃうしくみ
2.世界の中の高山 ~ 最先端の差別化とは?
3.森は命の源 ~ 購買の接点を活かす
4.高山市商連への期待と提案

というテーマで商売を繁盛させるノウハウやメソッド、EVIの事例を参考にして地域の活性化とともに環境に対する知見や具体的な活動でグローバルな視点で高山市商連への期待と提案を行いました。講演の準備から事務局の荒井様にも大変お世話になりありがとうございました。

カルネコ加藤からはEVIは社会貢献としての事業である旨の説明と観光都市である飛騨高山ではインバウンド対策としても大変有効でありヨーロッパは環境先進国であるので環境に取り組む商店街は魅力的になっていくこと。
木曽三川の橋本さん、森林公社の知手さんがそれぞれのプロジェクトの説明を行い上流の水源地域を守るために森林を守る取り組み、伐採した跡地を利用して植林をすることで森を守るなど。
そのほか市民サイドから環境やエネルギーを考えるNPOの方からの活動の説明。高山市、商工会議所からも活発に質問や意見が交わされ、日本初の取り組みに対して協力、情報発信、広報に関して支援を考えていくことになりました。
商店街が地域の魅力を高めるためにはじめたことはニュースバリューになり地場産業のひだの家具プランドにも考慮できるのでは?という意見もでました。

これを機に森を守る活動カーボン・オフセットをどのように広げているか協議していくことになりました。




夜7時から行われた講演会には商店街関係者、行政、各団体から30名が参加しました。

講師の加藤から、カルネコが生まれたいきさつや思わず買っちゃうしくみ、お客様が商品を買うのは決定的な理由があるからなどメッセージを伝えることが大切で、価格だけでは商いがしぼむことを教えていただきました。
売り場つくりの三要素である・売り方=おもてなし・伝え方=メッセージpop・見せ方=並べ方やそのためにPOPは大切でカルネコがサポートしてくれること、お店で迷って決めることが多いから大切なのはメッセージとコミュニケーションであることをお伝えしました。そして 「世界の中の高山をアピールしていくために、最先端の差別化になるカーボン・オフセットで日本の森と水と空気を守ること。」
「消費者は環境意識が高く、特に海外からの観光客に対してインバウンド対策にも有効。」
「アンケートの結果でも、おおくの消費者は普段のお買い物で環境貢献できるのが良いと考えている。」
「各地のカーボン・オフセットの取り組み例の紹介から高山商店街の日本初の取り組みを高山市をあげて取り組んでもらうことが大切。なぜ、森林を守らないといけないのかを考え地域活性と環境貢献の取り組みは日本最先端の取り組みであることを活動として実行していきましょう。」
「今、世界では、何が起きているのか?SDGsの説明から高山市商店街振興組合連合会の取り組みは高山から、日本全国へそして世界へ発信していくことでSDGs に取り組む商店街として情報発信していく。SDGs宣言を行い皆さんはすでに一歩踏み出していますから次に進んでいきましょう」という話で締めました。(講演内容記録は事務局荒井さん)




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